
お盆ですね。
地方やその家々によってしきたりなど違うとは思いますが、
大阪は13日に迎え火をして15日に送り火をするという習慣があります。
そしてお盆の時期には、仕事は入れずに、
ご先祖様と一緒に暮らすことを心がけています。
今回は「お盆に思う事」を書きますね。
忘れないでいて欲しい事とは。。。
忘れないで欲しい事というのは、
この世に生を受けたのは、
ご先祖様がいらっしゃったからこそ。
そしていずれは私たちも、
ご先祖様になるということ。
お盆くらいはそういう事を思い出して欲しいなと思い、
この記事を書こうと思い立ちました。
以下、私の体験と独自の物の見方なので、
参考までに読んで下さいね。
小さい時から手を合わせる習慣がありました。
実家が古くから続いている家でしたので、
仏壇に手を合わせ、神棚に手を合わせ、
家のあちこちに神様と仏さまを感じている生活が、
当たり前のようでした。
仏間に飾られている先祖代々の写真を見ては、
ひーおじーちゃん、ひーおばーちゃん、
ひーひーおじーちゃん、ひひーおばーちゃん、
その次はひーひーひー??
どこまで続くんだろう~~~!?
とか、考えている子供でした。

父が現存している戸籍や過去帳から、
先祖代々のルーツを調べて、家系図を書いていました。
それを横で眺めながら、
私たちはどこから来てどこに行くんだろう?
そんな疑問もありました。
(その答えはまだ出ていません)
そしてこれからの人生は、
私はこの家系図から出て、
どこかの家の家系図に入るんだな。。。
ということも、ぼんやり考えていました。
私の人生はどういう家系図になるんだろう?
どうせ死ぬなら楽しく生きよう!と青春していた
子供の頃はそういうことばかり考えていましたが、
高校に入ってある出来事があってから、
「どうせ死ぬなら楽しく生きよう!」と、
楽しい事ばかり目を向けるようになりました。
大学もその延長で、明るく楽しく思う存分!!!
「生きる」ということはこういうことよね~!
と、思い切り謳歌していました。
時々ふと、子供の頃に感じた、
「いずれ私もご先祖さまになるんだ」ということや、
「命のつながり」ということが、
ふと心によぎる事があったとしても、
「今はそういうこと考える暇はない!」と、
大事な事を後回しにした10代後半から20代前半(^^;
自分や自分の人生について深く考えても、
すぐには答えは出ない訳ですから、
「そういうのは面倒くさい!」と思って、
どちらかというと、そういうことから避けて、
楽しくて楽な道を歩いていました。
で、結婚もそんな考えもなしにするわけですが、
そこから私は「蔦田家」の家系図に入ったわけです。
それからが、今の私を作ることになります。
「幸せな女性起業家」の考え方の土台になるものです。
人生のどこかで自分と自分の人生について考えなければならない時が来る
人生を深く考えることなく、結婚して蔦田家の嫁となりました。
私はいうなれば、蔦田家の家系図の中に入ったわけです。
昔はお嫁に行く時、その家の仏壇に挨拶するという習慣がありました。
今、そんな事を言ってたら笑われるかもしれないですが、
家系図に入らせていただきますご挨拶なのかな?と思います。
そんなこんなで始まった結婚生活で、私は私の自己価値について、
とても考える事がありました。
結婚とは?
私がやるべきこととは?
本当にこの人生でよかったのだろうか?
などなど。。。
本来なら、学生時代に考えていなければいけない事を、
結婚後に考えることになりました。
蔦田家の家系図に入って、
蔦田家の子孫(娘たち)を産んで、
私の役割は????
もちろん、娘たちをしっかり育てるというのは、
大前提ですが、ここの家にいるという事が、
どうもわからなかったのです。
その頃からですね。
自分と自分の人生について、考え始めたのは。
人生のどこかで自分と自分の人生について考えなければならない時が来る。
とすれば、私は結婚後のタイミングでした。
そしてそれを考えざるを得ないきっかけって、
誰かが与えてくれるのですよね。
(それは、夫でした)
私はこの家系図の中で生きて行くと決めました
まぁ、あまり詳しい事はかけませんが、
とにかく悶々としていた30代を過ごしました。
そこから、色んな事が色んなタイミングで起きて来て、
結果、(結果が早いw)
私はこの家系図の中で生きてゆく事を決めました。
一時は、この家系図から出る事も考えましたが、
娘たちはDNAとして引き継いでいるわけですから、
結局、切っても切れない縁だし、
それよりも何よりも、私が心の底から、ここに居たいと思ったからです。
それを決めてから、蔦田家のご先祖さまにお詫びと報告をしました。
今までの不義理をお許しくださいと。
そしてこれからは、ずっとここに居ますから、
どうぞ見守って下さいと。
家に心が向かないときは、仏壇にすらてを合わせる事をしてませんでした。
どちらかと言うと、仏間を避けていたような気がします。
その時はお義母さんはすでにあの世の人となっていましたので、
お義母さんに、すごくお詫びをしたと思います。
位牌を布で拭きながら、涙があふれ出していました。
それからというもの、ご先祖さまに守られているという事が、
たくさん起きました。そして今でも起きています。
ご先祖様に守られているということを忘れないで下さい。
ご先祖様は実際に存在していた人々です。
そして、その一人誰か欠けていたら、自分は存在しませんでした。
そんな事を考えると、ご先祖様すべてに感謝ですよね。
そして、その存在を意識してからは、
遠くから私たちの幸せを願って、いつでも助けて上げるよ!って、
出番を待ってくれている気がするのです。
だからいつでも力貸してね!って言ってたら、
誰かがどこからか力を貸してくれます。
私も今までに誰かわからないけれど、
確実に助けてもらったなという経験、たくさんしています。
なので、ご先祖様への感謝を忘れてはいけないと思います。
そして。。。私たちの一番近いご先祖様は誰???
って考えてみて下さい
そう、親です。親!!!
親が本当のご先祖にならないうちに、
話が出来るうちに、たくさん話しておきましょう。
親孝行出来るうちに、しておきましょう。
困ってる時は助けてって言えばいいし、
嬉しい事があったら報告すれば、
親も一緒に喜んでくれます。
(言葉では言わなくても)
お盆の時期だからこそ、
たまにしか帰らない実家に帰って、
親と話して欲しいな~~~って思います。
私は40才の時に両親を相次いで亡くしたので、
もっともっと話しておいたら良かったなー
未だに思うし、
特に父にはもっと感謝を伝えたかったなー
って思うから。。。
それと、結婚した人は、
旦那さんの方のご先祖も大事にね。
つまり舅や姑もです。
自分との血縁はないけれど、
子供たちのご先祖になる人です。
あなたが婚家のご先祖を大事にすることで、
「徳」を積むことになり、
私たちや子供たちをサポートしてくれます。
結婚してる女性は、
実家と婚家の両方のサポート受けれるから、
めっちゃお得なんですよね~~!!
と、私の考えばかり書きましたが、
ちょっとでも「そっか」と思うところあれば、
取り入れていただけたらいいなと思います。
お盆親の顔見れてない人は、
電話なら出来るよね。
あ、今はLINEかな??
古くさい考え方かもしれないけれど、
一番近い人から大事にすることが、
とっても大事な事だと思うのです。
とりとめもなく書きましたが、
お盆だからこそ、こういう内容もOKかと思って書きました。
みなさんの幸せな人生の何かのヒントになれば幸いです。
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