かつては、女性の生き方は、結婚して出産して家事育児をする事が当たり前の世の中でしたが、
昨今は女性の生き方が多様化しているため、「自分らしい生き方」を探して、心がさまよっている人が多くなっています。
自分探しの迷路にはまる人の特徴
自分探しは、悪い事ではありませんが、自分で答えを見つけるのは結構困難です。
自分の事が自分がいちばんわからないとか言いますよね。
探しても探しても見つからないので、占いに心理テストに自己啓発にと、
自分の事を何かに解決してもらおうという傾向がみられます。
自分の事を簡単に外の世界で解決しようとしても、
それは一時的な安心をえるだけで、自分のことを直視していません。
そういう人の心理的特徴は、
もっと素晴らしい自分がどこかにいるはず!
です。
だけれども外の世界に向けば向くほど、本来の自分を見失ってしまって、
40才超えても、自分がわからずふわふわと生きている人はたくさんいますね。
※40才と言うのは「40にして惑わず」という40歳になれば、
道理を知って迷わないという論語を目安にしました。
そして外に探しに行くということは、
今ここにいる自分は自分ではないということですよね。
自分探しではなくて自分を知ることから始めましょう
はっきり結論を言います。
自分探しで自分は見つかりません。
いくら海外放浪したって、セミナーに通ったって、
外の世界に探しに行っても、自分はいません。
本当の自分はこんなもんじゃない!という、
心の叫びはあるんだけれど、
じゃぁ、どうすれば良いか?
何をしたいのか?がわからない選べない。
そんな自分探しの旅を終えるには、
外の世界から内の世界に向くところからです。
そして、自分を知るという事から、始めてみましょう。
自分を知るということは、スマホの性能を知るようなもの
私自身もビジネスを始めた頃、「蔦田さんらしくやればいいですよ」と、
アドバイスもらったのだけど、「私らしさ」が、全くわからなかったんです。
それから、自分を知るために自分を客観的に見る事を始めました。
「私ってどう出来てるの?」
という事を、自分で観察したり、分析したり、人に聞いたりしながら、
「これが私」というものが、ぼんやりわかり始めた頃、
「こう出来ている私」を、どうやって生かしたらいいが、わかってきました。
これが私らしいってことなんだ!って。
前述のように自分探しはやる人多いけど、自分を知るって事を、
やっている人は少ないと思います。
スマホに例えたら、自分はAndroidなのか、iPhoneなのかもわかってない。
みんながこのアプリいいよとか、有名な人が使ってるからと、
iPhoneなのにAndroidのアプリを、一生懸命インストールしていませんか?
まずは自分がiPhoneなのか、Androidなのかくらいは、知っておきましょうよ!
それがわかれば、そのスマホをどう生かすかを、考えていくだけです。
外の世界を通して自分を知るしかない。
私たちは、自分の顔を自分で見る事は出来ません。
自分の顔を見るためには、鏡に映さないと見えませんよね。
だけど人の事は見る事が出来るので、
他人の事がよく見えて自分の事はよくわからないという状態になります。
自分を知る方法はたくさんありますが、
外にどんな世界を映し出しているのか?を知る事。
ちょっとわかりにくい表現かもしれませんが、
自分だけで自分を知る事は出来ないのです。
外の世界との関わりから、自分を知ることが大事なのです。
自分の価値観、自分の現在の状態・環境を客観視し、
自分がどんな時に、どんな考え方をするのか?
自分の感情がどんな時に動くのか?
などを、つぶさに観察するのです。
途方もない作業になるかとは思いますが、
それが私たちの一生の課題でもあるのかな?
と思ったりもしています。
自分を知った分だけ他人を知る事が出来る
これは私の考えなのですが、
自分を知っている分しか、他者を知る事は出来ないと思うのです。
自分の等身大の30%知っているのなら、他者の30%が理解できます。
自分を30%しか知らない人に、他者の80%を知る事は出来ないのです。
他者理解をしたければ、まずは自分を知る事からですね。
facebookで、
自分探しはもうおしまい!自分らしさを知って自分を生かしたい人のためのグループを、
立ち上げました。
総勢500名以上の方が参加下さっています。
7/1から、1ヶ月かけて、「こういう風に出来ている自分」を知ってもらおうと思っています。
コメント